■宇宙と生命の繋がり
○外界
宇宙
銀河系
太陽系
地球
自然
生態系
人類社会
国際社会(一般に世界とも言う)
国家
地域社会
組織社会(企業等)
部署など
↓
私自身の身体
↓
感覚器官(目、鼻、口、耳、触覚など)
↓
神経細胞(物理的な力ではなく、電気信号や神経伝達物質によって伝わる)
↓
○仕事が生み出される人材価値の部分
物事を認識する
①神経ネットワーク → 反射的な行動で仕事をしていることがある。
②脳の情報処理部分 → 情報処理が評価されて仕事をしていることがある。マニュアルや機械的な作業などの仕事。
③情報を統合する精神 → 情報処理から新たなる創造性を評価されて仕事をしていることがある。物事の理解度や実力によっても品質が左右される。統合的な理解力と処理品質や創造性が評価されていることがある。
④心(私という個体の今まで経験や知識などと、現在の生存運営や他者や社会との関係性の中に形成されるものなどが組み合わさって生まれるもの) → 個体の人生経験等すべてのあり様が共生性の中に裏打ちされていることなどの救済感が評価されて仕事をしていることがある。ただ、心の姿は荒れ狂っていることもあるので、難しいことではあるが。身体状態や他の組織や人との関係性によっても心は変わりゆくため、必ずしも人を救える仕事ができるか分からない不安定な側面があるという欠点がある。物事の理解度や実力によっても心の姿は変わってしまう。心もまた、統合的な理解力と処理品質や創造性も評価されていることがある。
↓
これらを宇宙の秩序に合わせて他者や社会の人々、生命体にとって価値あるように仕事をし、より良い生存運営や心理的満足感を生み出し続けていく必要がある。それが仕事になるだろう。
①で解決しない場合、②に移る。それで解決しないことは、③に移る。それでもだめならば、④の共生メカニズムの心の姿までが仕事になる。一流の救済感はこのレベルだと思われる。芸術などにも多いかもしれない。ただ、仕事によって、人によって、どの段階で仕事に努めているのかには違いがある。そのため、①や②や③で為された仕事やつくられた社会や組織の制度やシステムの歪みに陥ってしまった人は、なんとか④ですくい上げる必要があることがある。そもそもの社会や物事を形づくるときに、すべての人を包括していないことがある場合を、すべて整えて包括する最後の砦であるとも考えられる。ただ、人生経験や知識や理解の量によって、心の作用は不安定であり、それを一律に形づくることはできない。そのため、この部分を仕事にすることは非常に難しいものである。
②や③は学習によって得られるものであったりするが、その学習内容のメカニズムを開拓する人は欲する心によって生み出されたものである。子供やある分野について理解が至っていない人は、①と④が直結している傾向にあるだろう。その辺の不安定性をカバーするために②と③のメカニズムを学習させるのであるが、結局は②と③のメカニズムも、多くを理解した人の心によって生み出されたシステムであることを理解しておきたい。その、多くを理解した人の行う心の作用によって物事がつくられ、すべてを成り立たせていく価値の姿や共生性を実現していく救済感に一流に思える仕事品質があるのだと思われる。
神経細胞(物理的な力ではなく、電気信号や神経伝達物質によって伝わる)
↓
筋肉
↓
私自身の身体
↓
部署など
組織社会(企業等)
地域社会
国家
国際社会(世界)
人類社会
生態系
自然
地球
太陽系
銀河系
宇宙
私の身体が、他者や社会の関係や共同性、共生性を維持していくため、外界の自然環境、宇宙などすべてのエネルギー秩序をコントロールして維持していく必要がある。
その仕事が、他者や社会の人々から評価を受けたり、受けなかったりするものだろう。それらの他者や社会の評価も、宇宙の中に生きる他者や社会の状況によって変わってくるものである。それら宇宙と生命体に対する理解を深めることで、自分やすべての人や生命体にとってより良い世界を形成していく仕事ができるだろう。
■総合生存学の視野 (生命体の共生的生存運営を中心にしてあらゆる学問領域を結び付け体系化していく)
自然科学
↓
・ビッグバン(次元や時間や物質の発生)
・数学
・宇宙
↓
・宇宙物理学
・銀河団や宇宙の大規模構造などの集まり
・天の川銀河
↓
・天文学
・太陽系
・地球
・地学
・自然
・気象学
・海洋学
<生命体の領域>
・生態系 生命の大河
↓
・環境学
・人類 人類の生命の大河
↓
社会科学(人間の共同体)
・世界 国際社会 国際関係 国際政治 軍事学
・法学 国家 近代立憲主義 憲法 → 民法 刑法 行政法 商法 会社法 訴訟法etc.
・政治学 政策学 官房学
・経済学 マクロ経済学 ミクロ経済学
・社会学 社会人類学
・経営学 組織学 会計学
・歴史学 考古学 日本史 世界史
・
・人(人間の個人)
↓
人文科学
・言語学
・哲学 倫理学
・宗教学
・心理学
・芸術学 文化人類学 音楽
・身体(人間の生命活動)
・医学 薬学 歯学etc.
・神経科学
↓
脳
↓
クオリア 意識 精神 心 ↑
・細胞(人間の構成)
たんぱく質 アミノ酸
・DNA RNAなど(人間という形を決める基)
・塩基(人間のDNAやRNAを構成する分子)
・原子 ダークマター?
・素粒子
・素粒子物理学 量子力学?
・弦 波動 エネルギー
・空(くう)
・場の性質
・次元
■この世の次元
・一次元 … 点である
・二次元 … 線である
・三次元 … 「縦」「横」「高さ」によって構成される立体である
・四次元 … 「縦」「横」「高さ」「時間」によって構成される物的空間である
・五次元 … 「縦」「横」「高さ」「時間」を観測し、感覚を感じ、意味を読み取って思考する生命体のクオリアの中にある「情報」である
・六次元 … 「縦」「横」「高さ」「時間」「情報」が、生命体の生存活動と共に動いており、そのエネルギーが何かに向かって統合されていく「意志」を支配する性質のものである